当たり前すぎて忘れること

福岡は少々曇り空ですが気持ちが良いです。いかがお過ごしでしょうか。


もうすぐ”緊急事態宣言”も解除されるようでホッとします。長く厳しい冬も必ず暖かい春になるんだ、という気持ちで待ちました。春はもうそこまで・・・とういう感じですね。(実際は秋ですけどね)


人はすぐ忘れます。
ヨガでは”与えて与えて与えていきなさい”と教えられます。私たちは自然の一部であり、ずっと受け取り続けています。


光や、空気、水、大地などなど私たちが怠けていたとしても絶えず与えられます。太陽が判断して「行いが良くないので光はおあずけにする」なんてないわけで、平等に降り注ぎます。自然は厳しくもあり、愛に溢れています。


自然界では普通の流れですがその存在のおかげで生きていける私たち。それは自分に置き換えると”自分らしく”普通に生きていくことなんだと思うのです。


ヨガで心と身体を静め、ゆっくり呼吸をすると感じます。ハッと思いだす、自然の恵みを存分に与えられていること。常に人に支えられていることも。ヨガをすると”有難い”という想いが溢れ出てきます。


人はすぐ忘れますから。そんなこんな有難いことを改めて思い出す貴重な時間です。


ナナメの存在

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
最高に過ごしやすい季節、風が優しくて秋は良いですね。


”ナナメの存在”って知っていますか。
親とか子どもとか縦の繋がりだとしたら、友達は横のつながりです。
ナナメって近所の人とか習い事の先生とか親戚のおじちゃんとかいとこのお姉ちゃんとか。


すごく近いわけじゃないけど遠くもない存在。
その存在ってすごく大切らしいです。確かに振り返ってみると近過ぎないからこそ良い距離感で接してもらったり。
多くのその存在にすごく支えられてきました。


震災直後、新聞記事を読んだことがあります。身体障害者の方の避難を通しての記事でした。
一つの太いパイプはすごく心強いけども、それが何かのきっかけで機能しなくなることもある。
だからたった一つの太い命綱よりも細いパイプをたくさん持っておくことが大事で、特に有事の時にはそれがいきてくるといった内容でした。


ちょっとサポートしてくれる人、ちょっと話せる人、誰か一人にガッツリじゃなくてちょこっと頼れる人がたくさんいると生活も心も俄然安定していきます。


そこで”ナナメ”の人たちとの関わりが結構大きな役割を果たしてくれるんです。もちろん頼るばかりじゃないですよね、持ちつ持たれつになれたら良いですね。


もし頼りっぱなしでも大丈夫。自分に余裕が生まれたら”恩送り”です。直接その人に恩を返さなくても身近な人に以前自分がしてもらったように還して行けば良いだけです。


支え合って助け合って良い循環が周りでたくさん流れ始めると嬉しいですね。


9月も終わりに近づいています。緊急事態宣言も解除されそうな雰囲気です。気を抜かず生活したいですが少し気持ちが緊張から解き放たれるので嬉しいですね。10月が待ち遠しいです。