続・人は変わる

今朝はどんな気持ちで迎えましたか。
毎日起きた時の自分の”気分”を観察してみるといろんなことが見えてきます。目覚めの気分をぜひ毎日観察してみてください。


前回からの続きです。
人は変わる、ものすごく変わる
そう思います。


変わるのは自分です。人は全くこちらの変わってほしいようにはなりません。相手には相手のペースがあり思いがあり、生きる目的や課題を持っています。自分以外の人のことは応援することや見守ることしかできませんし、自分が変わったとき相手を変えようと思わなくなるのかもしれません。


前回に続いて私なりに感じている「自分が変わる」をつづります。
変わったな、と感じる時はその状況をちゃんと見ることができて気づくことや振り返ることができている時です。


客観的に見る余裕がなければそもそも変化していることにさえ気づくことができないので
まず”落ち着くこと”
落ち着いて自分がどんな気分で過ごしているか、今どんな状態なのかを見ることってとてもとても大切でした。


”チャンネル”これは勝手な私の表現なのですが・・・
感情に振り回されず落ち着いて自分や周りを観察しているといろいろと見えてきます。


例えば憎しみや苦しみに囚われている時はイメージとしては泥沼のような色。
平穏な時は、草原など穏やかなイメージ。
嬉しい時や人を喜ばせようとしている時はふわふわ軽く空飛ぶイメージ。
自分以外の人・事・物のために動いている人なんてのはもう宇宙・・次元が違うなと思うのです。
これを[チャンネル]と表現しています。


人は何かの囚われによって一方からしか見ることができない心の状態があると思うんです。チャンネルを合わせられないときです。


それが自分のこだわりや執着から離れていくと少しずつ周りと自分を区別しない透明な自分を感じ始める、自由にいろんなチャンネルに合わせられる心の余裕ができてくる、みたいな感じです。


私自身、昔は自分へのこだわりが強かったです。特に身近な人たちに対しては望むことも多く、違いをなかなか受け入れることができなかったです。その分だけ苦しかった、まさに泥沼です。


ですが瞑想を通して自分の執着に気づき手放すことを繰り返し重ねていくといろんなチャンネルに合わせられるようになっていくんですよね、不思議なことに。


自分には知り得ないことを経験してきた人。その生きてきた道を、自分と混同することなく「へーそっか、そうなのね」と素直に受け入れるようになりました。それは親や子どもであっても同じです。


けれどもチャンネルはコロコロ入れ替わります。時にはジェットコースターのように。


晴れやかに空を飛んでいるはずが泥沼に落ちることだってあります。それが人間だし人生なのだと思ってジェットコースターの時も楽しむようにしています。修行ですけどね。


朝起きた時「今日はどんな気分?どんな感じ?」と客観的に観察することからスタートです。
朝の瞑想はそれを習慣化していけるので本当におすすめです。