気の抜けない寒さです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
タイトルの「どうやって歳を重ねるか…」ですが
私にはヨガが必須でした。
20代の頃は家事、育児、仕事に追われ
自分のことなど後回しになって慌ただしい毎日。
そんな20代の終わりギリギリでヨガに出会いました。
なんせ身体が硬すぎて腰を痛め
寝ても倦怠感は取れず、頭は休まらず
心も折れる寸前だったと思います。
何もかもが悪循環で
一番心が苦しい時期でした。
だからといってヨガに救いを求めたわけではなく
(ヨガの知識はほぼ無…)
身体をもっと気持ちよく動かしたい、という
フィジカルな部分の憧れからでした。
忙しい毎日のどこかにヨガレッスンを入れるのは
大変なことでしたが必要な「自分ケア時間」として
意地でも組み込みました(笑)
↑ 今思えばここがすごく重要でした!
優先順位を調整しなんとか自分の時間を確保する。
たとえ月に2回であったとしても
それが自分のことを見直すきっかけになっていきました。
ヨガが少しずつ習慣化し
忙しい中でも自分を振り返れるようになり
小さな気付きが生まれました。
身体の癖やゆがみ
何かに囚われて執着している心
生活習慣から生まれる雑念ループ
などなど
結局周りに振り回されて
全部環境や人のせいにしていたけども
そもそも誰の人生なのか・・・
あっ、私か!
自分の人生の責任や権利は自分にある!
そんなことに気付くまで何年要したか。
でもそれに気付かず全てを
環境や人のせいにして生きたとしたら
愚痴と不満だらけの人生になっていたはず。
眉間にシワを寄せて…
ヨガを始めてもすぐには変わらず
身体は少しずつ楽になりますが
心は日々壁にぶつかりまくりでした。
それでも慌てず一旦呼吸を調えて観察し
今自分にできる最善を尽くすように心がけます。
ヨガの教えを学びつつ進んでいくと
自分と他人を分け隔てる心も薄れました。
例えば
私がお腹がすいて何か食べたいと思う気持ちは
生きていれば誰もが持っている同じ感覚・・・とか
逆に
私が普通だと思うこと
周りはそう思わないかもしれない・・・など
決めつけたりせず
ニュートラルな視点を養っていくことが
できるようになってきたと思います。
それは引いた視点を持つということ。
歳を重ねていく上で必須だと感じます。
身に付けたい視点です。
日々を重ね、歳を重ねるということは
身体の機能的には失っていくことばかりで
引いた視点がなければ執着して苦悩が大きくなります。
引いて全体を観る(俯瞰する)視点や感覚があれば
それは”自然な流れ”と受け入れることができますし
過去や未来ではなく
今あるものに意識を向けることができます。
ヨガをすることで心と身体の健康を
バランスよく保てるようになってきたと思います。
ヨガ哲学を学ぶクラスもどこかのタイミングで
復活させたいと思っています。
そちらも是非楽しみにしていてください。
1月も残りわずかですね。
身体を冷やすと体調を崩しやすいので
外からも内からも温めて過ごしましょう!
ヨガスタジオOasis
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