わかり合いたいというエゴ

ジメジメ蒸し暑いですね。
微調整して乗り切っていきたいですね!


わかり合いたい…

身近であればあるほど
思ってしまうことかもしれません…

「相手のことがわからない」と
「相手とわかり合えない」は
言葉にすれば小さな違いですが
この差は大きい。


「相手のことがわからない」と思うのは
自分が思っていることで相手に何も強要しません。

「相手とわかり合えない」のは
相手にも自分と同じであってほしいと
思う気持ちなので相手に何かしらを求めています。

若干だったとしてもコントロールしようと
しています。

元々わかり合えるのなら超ラッキーですし
話せばわかり合えるのもラッキーですが
そうもいかないこともあります。

そうはいかないんだけどでもわかってほしい
でもわかってくれない=「相手とはわかり合えない」
…決裂です。


そんな時は”わかり合う”ことを求めず
「相手のことはわからない」とお互いが
”違うということを”わかり合う(知る)ことです。

どちらか一方が「わかり合おう」と強要すれば
成り立ちません。

相手のことがわからないと
お互いがわかり合えたら
ものすごい共感、寄り添いになりますし
心地いい関係は築いていけます。

それをお互いが共有できれば
話し方も柔らかくなりますし
話す内容も説得や批判から説明や提案に
変化します。

※文章だけ読むとだんだん
わけがわからなくなりますね。
途中から混乱して…(笑)
身近な誰かを当てはめて
想像しながら読んでくださいね。


「相手のことがわからない」は
見捨てることでも、突き放すことでもありません。
もしそう思うならばまだ「わかり合おう」という
エゴをどこかに握りしめ手放せていないのです。

違っていることを受け入れ
愛を持って見守り、観察です。

時には距離が必要かもしれないし
ずっと側にいるかもしれません。
どちらかが我慢したり耐えることではなく
違うことをお互いに理解し
自分を調整していきます。

この姿勢こそが傾聴ですし
寄り添うことだと私は思っています。

いろんなノウハウではなく
自分のこのエゴや思い込みを手放すと
心がスーーーーーっと軽くなります。


相手とわかり合えないと失うものが大きいと
思い込んでいたんですが
その真逆で、
自分にはない発想を面白がれたら
もう、こっちのもんです(笑)
むしろ得るものしかない。



特にパートナーや親や子ども…身近な人には
愛を持って見守る勇気を(笑)

(↑↑ これには自分の土台が超重要になってきます。
「ヨガを深める勉強会」ではこういう理解が深まります)

ぜひ自分の内側を観察してみてください。


6月に入りました。
ジメジメする季節ですが
できるだけ心も身体もサッパリと過ごしたいです。

6月もよろしくお願いいたします。


ヨガスタジオOasis
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