重みを感じる

いかがお過ごしでしょうか。
私の方はいつものペースに戻りつつあります。

15歳位の柴犬のお散歩をされるご近所さんと
ほんのちょっとの立ち話。

そんななんてことないことが
ホッとします。

ちょっと飛び跳ねるように歩く姿が
愛おしい高齢の柴犬。
最近タイミングが合わず会えていませんが
まだまだ頑張っていますよー、と
教えてくれました。


歳を重ねると身体のどこかに
どうしたってガタはきますが
できるだけ長く心地よく使うには
メンテナンスが必要です。

アウトドア派でもないですし
運動もそんなに得意ではない私は
心と身体のメンテナンスにヨガを選びました。

無理をしたくない私にはピッタリです。

自分のためだけにするつもりでしたが
あまりに良いので
周りの方にもお伝えしたくなり…今に至ります。

17年ずーっと継続できているので
振り返ってみてもやっぱり
無理をしていないんでしょうね。


さて、そのメンテナンスに入る前に
いつもお伝えしていることがあります。

「身体の重みを感じてください」

自分の身体の重みは
身体の一番下にあるはずです。

今、感じることできますか。
軽く目を閉じて感じてみてください。

どうでしょうか・・・


そこを感じることは
心を落ち着ける上でも
本当に大切です。

重みを感じているということは
身体を持っている、
生きているということ、です。


話は少し逸れますが
先日渋滞にはまったときも
思いました。

有料道路ではないのですが
そんな感じの道路で
片側一車線ずつしかなくて
途中で抜けることができない…

どうやら大きな事故があったようで
ピクリとも動かない…

しばらくすると
あぁ、トイレに行きたくなってきた…

・・・・

一時間くらい渋滞にはまっていましたが
そのとき一人運転しながら
頭の中ぐるぐると
いろんなことを考えました。

この身体は瞬間移動もできない。
しっかりと重みがあって
自力では地べたを移動することしかできない。

自分に余裕があれば
事故に遭われた方も災難だな、
無事であってほしい、とか
思うのでしょうが、とにかく
トイレに行きたくて行きたくて…

あぁ…トイレ行きたい…

最後はこればっかりです。

結局、渋滞から解放されてすぐ
トイレに行けたので大丈夫でしたよ。(笑)

究極の時や逃げられない時に
(例がイマイチですよね…ごめんなさい)
嫌というほど身体に引き戻されます。

そう、”身体”は時間も空間も
越えられない。

身体は「今、ここ」のみ。

身体を感じることが
今ここを感じること。

頭の中は過去や未来や他人のことで
いっぱいになりがちです。

重みを感じることは
自分を今ここに戻すことになります。

定期的に身体の重みを感じてみることを
おすすめいたします。





ヨガスタジオOasis
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