ハイペースよりマイペースで

心地のいい季節ですね。

本日はヨガ哲学勉強会&瞑想のクラスに
ご参加くださり、ありがとうございました。
受講してくださった方に向けて
復習も兼ねてこのブログを綴ります。
(ですので少し分かりづらいところがあるかもしれません。
ご了承くださいませ。)


ヨーガスートラの序文や前書きに
書いてある内容の力強さに、まず
私は圧倒されます。

一度読んで投げ捨ててしまうような本でもなければ
大量の理論や哲学によってマインド(知性)を
満たす学術書でもない
これは”実用的なハンドブック”である。
実践は必須の要素で、それを誠実に修習する人間を
完全に変貌せしめるのがラージャヨーガである、と。

いろんな個性を持った個人が
輝きにあふれ完全に調和の取れた存在へ…と説明する。

瞑想するだけではなく生活の中で実践し
経験的実証を積んでいくことがヨーガです。

マットの上でのポーズはヨーガの中の
ごく一部の側面に過ぎません。


私は自分の人生で実験をしています、と説明しますが
このラージャヨーガの教えに挑戦・実践し続けている過程で
これからもずっと続きます。

周りから見るとどう見えているかはわかりませんが…
私は快適に生きたいので、できる範囲で
自分のためにやっています。

ただ一つ言えるのは
ヨガを始めた頃の自分と今の自分のベクトルは全く違います。

今日も自分の実践や変化をお話しさせていただきましたが
これは日々起きていることです。

心の動きを止滅すること

中途半端にサンスクリット語で言うと
チッタヴリッティを二ローダするということです。
(ルー大柴みたいですけどね)

心は外に向かう特性があります、
それを知った上で瞑想に入っていくと
気づきのスピードは格段に上がります。

「チッター戻っておいでー、こっちだよ」と
二ローダ(制御・抑制)していくのです。

これを聞いたところで実践がなければすぐに忘れます。
なぜならマナス(意)が外に外に行くから。

なぜ身体を動かすことが必要で
なぜ止めることが必要なのかがはっきり
理解できていきます。

同じ本を読んでも捉え方や実践度合いも違い
理解や解釈も違うことがありますが
あくまでも”自分”です。

独りよがりとか自分勝手に、という意味ではなく
誠実に実践していくとちゃんと気づくよう
”修正”が入ると私は感じます。

必要なことが起き、人に出会い
タイミングや得るもの、手放すものも
なんとなく感じるようになっていくのです。

私は正解を知るわけでも
何か持っているわけでもありませんが
この実用書とそれを実践する根気と
自分自身の変化を楽しむ力があります。

それが最初からあったわけではなく
なんかちょっと面白いなぁ…という延長線上にありました。

これからも
ハイペースよりマイペースで学んでいきたいと思っています。

次回は12月22日(日)13時からです。
オープンクラスですのでご予約をお願いいたします。

朝晩の冷え込みに気をつけて
元気に過ごせますように。







ヨガスタジオOasis
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