溶けていきそうなほど暑いですが…
みなさまいかがお過ごしでしょうか。


今日は心が折れない理由を私なりに
書いてみたいと思いますのでお付き合いください。

よくメンタルが強い、とか
タフよねー、とか
浮き沈みがないように見える、とか言われます。

気分に左右されずにできる限り
ニュートラルでいたいと思っているので
そこは意識をしています。

メンタルに関しては強いとか弱いとかあまり
そういう尺度ではみていないし気にしていない…笑

きっと周りからそう見えるのは
「目的を見失わないから」ではないかと思っています。

なぜそうしたいのか、なぜする必要があるのか
逆に
なぜしないのかも割とはっきり言えたりするのは
”なんのため”が明確だからです。

私のヨガのスタートはとてもシンプルに言えば
自分の『調整と予防』のためです。
自分に必要だったので自分のために始めました。

始めた当時は介護の仕事に携わっていましたが
現場にいた８年間で様々なことを考えさせられました。

『調整と予防』はなるべく早いうちからコツコツと
習慣にしておいた方がいいと強く思います。

習慣は善いことも悪いことも小さいことでも無意識でも
日々積み重なれば結果として大きなことになります。

いろんなことを目の当たりにして考えされられた日々と
ヨガをして感じる感覚とがどんどん合致していき
伝えたい、共有したいという思いが強くなって今に至ります。

”なんのために”ヨガをしているのかと言えば、調整と予防のため。
それを積み重ねると調和が取れて軸ができて…みたいに
内も外も循環が生まれました。

すると身体や心が心地良いので、生きやすいし気楽だし
自分にも周りにも以前より優しくなれました。

目の前の方に伝えたいという欲はすごくありますが
相手から自分がこう見られたいとかいう欲は随分前に
手放せたように思います。

弱い自分には負けたくないけれど
他人とは勝負していないです。

こんな感じなので心折れるまでもない感じなんです。笑

こうやってみてみるとメンタルが強いとかタフだとかっていうより
坦々と自分の調整と予防を積み重ねているだけです。

元々の目的が人との競争ではないことでもありますし
自分が自分を見つめて調整と予防をしていくことそのものが
心折れないために積み重ねていること、なんですね。

このブログを書きながらヨガってやっぱりすごいなと感じますし
ありがたい毎日を過ごさせてもらっていることも改めて感じます。


こんな素敵な習慣をこれからもみなさまと共に
積み重ねていきたいと思っています。

暑い期間、無理をせずに乗り切っていきましょう。

ヨガスタジオＯａｓｉｓ
814-0002
福岡市早良区西新7-1-58　ユニックス308
TEL：09074595351
http://oasis-yoga.co

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

8月のスケジュールが出来上がりましたので
お知らせいたします。
「スケジュール」よりご確認くださいませ。


マット上のヨガで日常を感じます。
逆に日常でもヨガを感じます。

身体や呼吸、心に集中し整えていくことが
心身調整法と言われるヨガだと思っています。

ヨガのポーズをとると日常が見えてきます。
習慣や癖がよく見えてくる、自分で感じます。


例えばデスクワークでいつも前屈みな姿勢が続いていると
胸を開くポーズの時に身体が教えてくれます。
それは心地良さだったり強張りだったり
時には痛みとして感じ取ることもあります。

また、身体を動かす直前に食事をしていたら…
消化や排泄が最優先事項になって大変。笑
そんな時は深い呼吸もできません。

そんなことを身体からのサインとして受け取り
理解していきます。

ヨガをすることによって食事の時間だったり
身体を動かす準備の時間、睡眠時間、食べるもの、
日常の姿勢や負担の少ない動きなども
教えてもらっている感じです。

ですので、ヨガをすることによって生活を整えている
整っていく、といっても過言ではありません。

別にストイックな生活をしているわけでもありませんが
自分なりのリズムができています。

きっとお一人お一人違うと思います。
ですが確実に身体はいろんなサインを発してくれているはず。
これは間違いないです。

身体の声に耳を傾け少しずつ微調整していくと
マットの上でヨガのポーズを作った時にきっとわかる。

腹式呼吸をし、力みをとっていくと
身体は柔らかくそしてしなやかになります。

まずは深く腹式呼吸できる身体に整えていきましょう。

何歳からでも身体は変わります。
これはOasisの会員様が実証を示してくれています。

身体が硬いから恥ずかしい…とおっしゃっていた方は
70歳手前でヨガを始められ3年近く通ってくださっています。
コツコツ通い続けてくださって今ではもうびっくりするほど
動けるようになっていらっしゃいます。
継続は力なりと言いますが本当にすごい変化だと感じています。

決していろんなことを”歳だから”と諦めてしまわないで
自分に優しく自分に深く関心を持って
調整していくことができますように。

暑い毎日ですので水分を摂って
休息も取りつつ熱中症に気をつけましょう！

ヨガスタジオＯａｓｉｓ
814-0002
福岡市早良区西新7-1-58　ユニックス308
TEL：09074595351
http://oasis-yoga.co

暑いですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。


私はヨガを始めてから大きく変わったことの一つ
見えているものも含めて背景を知ろうとする、
わからなくても感じよう、察しようとする力が
ついたように思います。

なぜそうなのか…という理由は必ずある。
充分に理解はできないかもしれないけれどある。

自分を深くじっくり観察すればその感覚は深まっていく。

結果として見える表面的なこともとても大切ですし
”なぜ”を知ることも重要だと思います。
表面的な結果をより深く理解することに繋がります。

受容とか協調、繋がりは
それなしには生まれないと思っています。

競争、批判、評価、分断、、、
今社会で起きていることを
自分の身体に置き換えてみただけで
どこかに痛みや抑圧が出てきそうな感じがします。

若い時は勢いとか力で乗り切れても身体も心も変化します。
人の一生は”若い時”だけでも”老年期”だけでもない。
物差しは一つではないのです。
常に流れそれはずっと繋がり続けています。
上手に変化を受け入れ緩やかに変化し続けないと自分を苦しめます。

持続可能な社会は
持続可能な生き方に繋がっている。

もちろんその時々によって生き方の違いがあり
いろんな世代のいろんな解があり役割があるはずです。

自分の言動にもその背景があるように
身近な周りの人にも
違う言語を話す遥か遠い国に住んでいる人にも
様々な背景や歴史があるのは間違いない。

それを知ろうとすること感じようとすること自体が
一つの受容だと思います。

ヨガをして良かったと思えること…
わからなくとも感じ取ろうとする”間”を持てるようになったこと。
内側の静けさを感じ取れるようになったこと。

例えばですが…
イヤホンをして音楽を聴きながら静かな道を歩くのと
騒がしい大通り沿いを歩くのでは同じ音量でも全然違います。

周りが騒がしすぎると全然聴こえなくなる。
でも静かだと同じ音量でもしっかり聴き取れます。

頭の中が騒がしいと自分のことがわからなくなる。
内側が静まっている時
自分を深く理解することに繋がっていきます。

ゆっくり一呼吸する時間を大切にできる、
そんなことが今の時代すごい”宝”のように私には思えるのです。
何も考えずただ怠惰に過ごすこととは違います。

ヨガをすると知らず知らずのうちに強張らせている
身体や心と向き合う必要があります。

それは決して心地いいものではなかったりします。
なぜなら自分が変わらなくてはいけない部分があり
習慣を見直す必要があり、全てを受け入れる勇気もいる。

だからと言って呼吸が止まるほど無理をするのではなく
できる範囲で調整し変化し続け
今の自分にできることをやっていくのです。

日々少しずつ積み重ねるなんて自分にはできないと思っていましたが
それはすでに完成された理想の自分をイメージするからです。
そんな時は遠くを見ずに今「やるか、やらないか」を見届ける。

極端なことを目指さず、激変を望まず
今日できることを精一杯やっていけばきっと
今の自分に合った楽な身体と心を作っていけます。

自分なりの努力と放棄のバランスを
しっかり見極めていく。

そうしているうちに結果として
表面に表れるものがあるのだろうと思うのです。

自分をしっかり持って、今を大切にし
周りを大切に思い
生きていきたいと思う日々です。


まだ夏はこれからですよね。
一緒に乗り切っていきましょう。

ヨガスタジオＯａｓｉｓ
814-0002
福岡市早良区西新7-1-58　ユニックス308
TEL：09074595351
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暑い毎日…いかがお過ごしでしょうか。
2025年後半がスタートしましたね！


最近、面白いと感じた本をシェアします。
奥野克巳（文化人類学者）著
『ひっくり返す人類学　生きづらさの「そもそも」を問う』

そもそも、というところを考えると
当たり前に思っていたことがグラついたりします。

内容が深くて私の拙い説明では伝わらないので
ぜひ読んでいただきたいのですが・・・（お貸しします）

一部を切り取って説明してみます。

毎日の生活に「ありがとう」「ごめんなさい」は不可欠で
感謝や謝罪は人間関係を円滑にすると思っています。

でもそれは「モノを所有する」という感覚があるから生まれる言葉であり
そうした感覚が希薄でその概念がないとその言葉自体が存在しない…
マレーシアのボルネオ島の森で暮らす狩猟採集民・プナンの話です。

プナン社会では食料の入手は季節や偶然に左右されるので
分かち合いや助け合いは当然という平等主義が根付いていて
承認欲求をうまく否定し、上下の違いが生まれない仕組みもある。

しかもルールとして決めたのではなく
最初から”決まっていたこと”をやっている的な感じらしいです。

まず
えーーーーーー！！となりました。
ありがとう、ごめんなさいは基本…と、疑うことさえなかったですが

例えば「あなた（誰か）のもの」「時間」「知識」etc…
を分けてくれて”ありがとう”ってことですもんね。

なるほどーーーー！

そもそも、誰かものではないという感覚で
教える、教わるという概念もないとのことです。


自分がいま生きている社会の中で無理矢理に
そのプナンの常識を当てはめるとそれも変になりますが

それを知ることだったり、最初から考え直してみることは
今の見え方がまるで変わってきます。

私は視界がぐーーんと広がる感じがしました。

空腹を満たすことが簡単になった私たちは
それと引き換えにしているものがあります。

そんなことを深く考えさせられる本でした。
おすすめです。


【Oasisのレッスン時間についてお知らせ】
夏と冬は日照時間も違いますので
レッスン開始時間を微調整したいと数年前から思っていました。

７月はまずお試しで月・木・金のレッスンを
９：３０スタートにさせていただいております。

３０分しか違わないけどこの少しがどんなふうに違うのか
試してみたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

脱水にならないよう気をつけて過ごしましょうね！

ヨガスタジオＯａｓｉｓ
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