トリグナ

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

本日もヨガ哲学勉強会&瞑想クラスに
ご参加いただきありがとうございました。

ヨガに出会ってからの20年を振り返ってみると
ヨガ哲学を勉強し始めてからヨガに対する向き合い方が
大きく変わったのがわかります。

”なぜ”とか”なんのために”いうところを知ると
自分の身体との向き合い方も変わりましたし
日常との繋がりも深く感じるようになりました。


今回の勉強会では3つ(トリ)の質(グナ)について学びました。
物質の根本は3つの性質
・サットヴァ(純性・善性)
・ラジャス(動質・動性)
・タマス(鈍質・暗性)
で構成されていてそれらは常にバランスを変え
変化し続けているという考えです。

まず、ラジャスですが活動的で活性化する側面がある一方で
行き過ぎると強欲になり執着になり行き着く先は「苦悩」です。

タマスは放棄や無私の方向性なのですが
行き過ぎると停滞や怠惰、無気力で行き着く先は「混乱」です。

ラジャスとタマスの良い面を持ち合わせバランスするところが
サットヴァです。行き着く先は「至福」です。

本日は自分の日常生活はどんな感じか、という所
振り返ってそれぞれシェアしてもらいました。

どんな時にラジャス的で、いつタマス的で
生活全体はどうなんだろうという観察を始めると
どんなふうにバランスを取ればいいかヒントが見えてきます。

まずはそんな視点を持って自分の生活を見ると面白いです。
一番顕著にそれが出るのは姿勢だと思いますが
ヨガのポーズにも出ますしとにかく端々に出ます。

根本の質から最終的に言動として出てくるのでそうですよね。
それがその人が醸し出すオーラというものかと思います。


激しくラジャスに傾くとバランスを取るために
反対側のタマスに激しく傾き…
その両極を行ったり来たりしていたら行き着く先は結局
苦悩と混乱です。

そんなふうにラジャスとタマスに激しく揺れる動き自体を
どこかで気づいて変化させていかないといけません。
そうでないと自分が疲れます。

私自身ヨガを始めた頃はラジャスとタマスの往復で疲れていました。
まず、サットヴァ的な身体を作ることが大切なんです。
身体を動かすヨガをして、瞑想で静まり
動と静のバランスが取れてくると相当楽になります。

加えてこういう理論を学ぶことで自分の中が整理され
サットヴァを目指すことができます。
理論を知るとポーズの意味がわかってきますし
いろんなことが循環し始めます。

この実感がサットヴァへの道です!

今日ご参加くださった方々がこの視点を持って
自分を整えサットヴァな状態でいることが増えるよう
心から願っています。


次回のヨガ哲学勉強会&瞑想クラスは
2月23日13時からです。
オープンクラスなのでご予約が必要です。
興味があればぜひご参加ください。

お待ちしています。



ヨガスタジオOasis
814-0002
福岡市早良区西新7-1-58 ユニックス308
TEL:09074595351
http://oasis-yoga.co