身体の弱点との向き合い方

しとしと雨の福岡です。
いかがお過ごしでしょうか。


若いころからぎっくり腰を繰り返し
腰の不安とはずっと向き合ってきました。

ヨガを習い始めて多少改善はしたものの
日常の生活動作がさほど変わっておらず・・
”弱点”には変わりありませんでした。

腰を痛めなくなったのは
ヨガの”バンダ”を理解してから。
バンダは身体の使い方(調え方)です。

綿本彰先生の本「ポーズの教科書」には丁寧に解説されてあります。

身体の3つの部分の調整です。
ざっくり表現すると締めることですが目指すところは「身体の伸び」です。

ヨガレッスンでは”バンダ”という言葉は
使われなくても自然と調整されるように
ヨガ講師は誘導します。

バンダを調整するために
動くヨガをしているからです。

身体の3つの部分にフォーカスしますが
全体で調整しますから”瞑想的”です。

弱いところを調整したいからこそ
全体をみる、感じることが大切で
マットから離れた日常こそがポイントになります。

身体の柔軟性も芯の強さもバランスよく必要です。

少しずつ少しずつ調っていき
弱点の腰が”ぎっくり”となることはなくなりました。

ただ本当に重要なことは
良くなることよりも「向き合い方」だと思っています。

じっくり丁寧に向き合ってケアし
その部分や全体を少しでも理解する。

自分の欠点を探すような
ダメ出しのヨガではなく「調整」です。
良いとか悪いとか身体の使い方としては
あるかもしれませんが

その背景にまでしっかりと心を向けて
全体的にみていく時そこに否定はなくて・・・
良いも悪いもありません。

”そうである”という事実、
やっぱりベースは”瞑想”です。

弱点との向き合い方は
全てを深めてくれます。

そう思えた時、以前の捉え方とは違う”弱点”をみています。

現時点での最善を尽くして
全体のバランスを取る!
これが弱点に対しての疲れない向き合い方だと私は思っています。


さぁ今日も素敵な一日になりますように。

ヨガスタジオOasis
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